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メモリアルキャンドル

ご自宅出張火葬・葬儀

ご自宅出張火葬・葬儀

当社の出張火葬サービスは、火葬炉を車内に設置している専用車による火葬になります。大切なペットが亡くなってしまった時は、深夜などの急な時でも、ご連絡を頂ければ24時間365日対応しておりますので、ご自宅にて火葬を執り行うことが出来ます。

移動火葬車の歴史

ペットの移動火葬車は20年以上の歴史があり、現在東京や大阪など大都市でも多くの方が利用されているポピュラーなペットセレモニーです。
以前は車両も大きく、広い庭のある富裕層や一戸建て向けの葬儀でしたが、低煙技術の向上と小型化に伴い一般家庭やマンションタイプ向けにも普及してきました。
慣れ親しんだご自宅からご家族揃ってお立ち会いいただけ、他のご遺骨との取り違い事故の心配が無いこともあり、近年多くの飼い主様から支持されてきています。

従来のペット火葬の問題点

これまで一般的な焼却炉では煙や臭いなどの有機有害物質を熱分解するため「2次燃焼室」を排気口に装備し発煙の防止を行っております。
しかし体脂肪分が多い中大型犬の火葬ではそういった従来技術だけでは煙や臭いが抑えきれないため、住宅地での出張火葬に対応出来ず、出棺後に遠く郊外まで移動し、更に発煙を少しでも抑えるため時間をかけ低温でゆっくり火葬をするのが通常です。
そのため移動や火葬により多くの時間や労力を要するため料金も割高となります。
また、小型ペット専門業者は大型炉を所有する他社等外部に委託するため、委託料金の上乗せ分高額設定になる傾向です。

これまでペット霊園や斎場で近隣住民とトラブルが発生しているケースの多くは、やはり主に煙や臭いが原因かと思われます。
また心情的に近隣で毎日火葬や葬儀が行われていることに対して、あまりよいイメージを持たない方も少なからずいらっしゃるかと思います。
その点、ペット移動火葬車は特定の場所で連日葬儀や火葬を行わないため、常に同じ住民の方々が物理的にも心情的にも我慢を強いられないことも移動ペット火葬車の特徴であり大きな利点です。
勿論、マンションや狭い路地など駐車困難であったり、近隣のご理解をなかなか頂けない可能性がある場合はご出棺の後、住宅などが無い周辺に十分配慮した安全な場所での火葬となるため、特定住民に負担をかけない優れた葬儀及び火葬サービスです。

更に、遠くの霊園まで出向かなくてもご家族揃ってお立会い頂け、当日に随時ご返骨となるため、他のご遺骨と万が一の取り違いもございません。
小さなお子様やお年寄り、お身体の不自由な方がいらっしゃるご家庭でも、最後のお別れからお骨上げまで24時間対応でお伺い致します。
【ペットセレモニーファミリア】は自信を持って出張訪問火葬でのファミリー葬をお勧め致します。

火葬炉の基本構造

化学反応としての燃焼には複雑な要素がありますが、ここでは有機物(動物遺体)の燃焼を簡略に説明します。有機物の固体や液体に熱を加えると揮発分(熱分解ガス)が生成されます。主に発生するガス組成は炭化水素分子です。受熱による揮発分(熱分解ガス)と空気中の酸素が反応すると炎になります。良好に反応すれば排煙は無色透明無害になります。動物遺体をバーナーで熱すると揮発分(熱分解ガス)が生成されます。着火温度以上の熱分解ガスの中を貫通するように火葬室炉壁の両側から空気を噴射して空気中の酸素と熱分解ガスを反応させます。ただし、熱分解ガスは着火温度以上である間に酸素を供給しなければ燃焼しません。噴射空気は多すぎたり強すぎたりすると温度低下を招き不完全燃焼になります。逆に弱すぎれば炎の外側をなぞるだけで酸素は有効に使われません。良好な燃焼のためには噴射空気の酸素を有効に適切な位置に拡散到達させなければなりません。これらの燃焼反応条件が整わないと不完全燃焼になったり、炭化水素の燃えやすい水素だけが先に燃焼してしまい残された炭素が煤や黒煙となってしまいます。完全燃焼後のガス組成の大部分は二酸化炭素・窒素・酸素・水蒸気です。それらは周りにある空気と同じ気体成分なので無害です。噴射空気の(風圧)(風量)(風速)は各燃焼ゾーンの役割に合わせて適切な位置に設定しなければなりません。これがOSADA式ペット火葬炉の基本構造です。揮発分が燃焼した後に残るのは固定炭素(炭)と遺骨です。揮発する炭素と違い揮発しない固定炭素の燃焼は表面燃焼です。この酸化反応は火移りしながらゆっくり進み時間がかかり、後は灰分になります。この表面燃焼時にも適切な噴射空気の供給が重要です。きれいな遺骨を残すにはこの時間のかかる表面燃焼をきちんとしてください。二次室(再燃焼室)にはサイクロン集塵構造を内蔵しています。質量の大きな煤塵は火葬中に煙突に吸い込まれることなくサイクロン気流の遠心力により内部の円柱の外周を回り続けます。そして火葬終了時に重力集塵により煤塵は回収されます。無煙焼却炉を含めて2,500台以上を販売してきたOSADAの実績が製品の技術力と高品質を証明しています。火葬室内で完全燃焼させずに揮発分(熱分解ガス)を二次室に導いて、再度バーナーの熱と空気を供給して燃焼反応させるのが二次燃焼(再燃焼)です。これは他社で多く採用されている炉の構造です。しかし、二次室に着くまでに揮発分(熱分解ガス)の温度は低下してしまいます。果たしてそれは合理的なのか?また再燃焼用の空気は適切に供給されているのか?大部分の炉では二次室にバーナーはあっても再燃焼用の空気の供給を適切にしている例は少ないようです。
出来る限り動物遺体だけを火葬してください。
難燃性物質を含んだプラスチックや接着剤を使用している木材を一緒に火葬しないでください。代表的な物質は塩素を含んだ塩化ビニールなどのプラスチックです。
熱分解によって発生したガス煙には塩素が含まれます。塩素は酸素とは反応しないで水素と反応して有毒な塩化水素になります。それに炭素が反応して一部が有機塩素化合物ダイオキシンになります。猛毒です。これらは重い気体です。 重い気体ですが少しずつ他のガス煙と一緒に排出されます。しかしその多くが火葬室内に停滞します。それは酸素と反応しない燃えない気体です。なので、それらの気体が火葬室内に停滞していると燃焼反応が適切に行われずに燃焼室内の温度を低下させたり不完全燃焼させたりします。結果的に有毒で悪臭のあるガス煙が排出されてしまいます。
●【固定炭素】
木材を酸素のない状態で熱する(燃焼させない)と揮発分(熱分解ガス)だけが排出されて残ったものが固定炭素(木炭)です。完全に揮発分が抜けた木炭は炎が出ません。表面燃焼で火移りしながらゆっくりと安定した熱を発生し続けます。なので焼き鳥などには適しています。気を付けなければいけないのが建築廃材などを利用して揮発分が残っていて炎が立つ不完全な木炭です。揮発分の中には有害な成分が含まれている場合もあります。バーべキューなどに利用する際は気を付けましょう。良質な炭は炎が出ません。

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